※あくまで我が家の例、私の解釈です
学力が全国トップになった秋田の自治体が取り組んでいて、
それが全国に広まりました
子どもが自分で課題を見つけ、取り組むことで学力アップにつなげる
という内容です
わたしは宿題として持ち帰ってくるまで知らなくて、
でも、自主学習の宿題を持ち帰ってきたらものすごく喜びました
自主学習は2年生のときに週末の宿題として登場しました
なんでもやってもいいと
1ページ以上という量だけ決まっています
うちは普段から休日にしょうもない実験をしていたり、
子どもの図鑑好きに付き合って一緒に読んでいた家庭です
実験しっぱなし、読みっぱなしだったのが気になっていました。
自主学習の宿題はうちにとってぴったり
実験する、調べる⇒ノートに書く⇒先生に評価してもらう
といういい流れができました
わたしは自主学習は国語だと思っています
・説明のための文章を書く力をつける(国語力up)
自主学習の場合は、同学年のお友達に分かるように書ければベストです
上の子はちょっとできなくて、せめて大卒の先生に分かるようにと言っています
(たまに専門分野につっこみすぎる&同級生向けだと冗長になる)
文章を書く力は学校のほうでも勉強させてくれますがやっぱり時間が足りない
自主学習では見やすいようにノートをまとめ、表現する力をつけることができます
・自分で調べ、読む力をつける(国語力up)
家で使っている資料は、まず図鑑や本です
小学生向けの図鑑は良質な文章が多く、一つ一つの項目が短く、
読みやすくできています
興味がある分野ならなおさら一生懸命読みます
資料を読み、自分の中に落とし込み、表現する、これが自主学習の効果です
・たくさんの漢字を知ることができる(漢字力up)
資料の中には大人の本もあったりして漢字がたくさんあります
子どもの本でも漢字にルビが振っているものがほとんどです
上の子はなんでも漢字で書きます
知らない漢字も模写します
おかげで漢字に苦労したことは一度もありません
下の子は、ちょっと無理だったのでせめてタイトルだけでも漢字で書かせます
そのうち覚えてくれるでしょう
・学校の授業との学力差を埋める(自己肯定感up)
発達障害やギフテッドの子にはすごく効果的です
ギフテッドの子でも無理に自分を抑えなくてもいいんです
上の子は学校の授業が簡単すぎるので、
自主学習はかなり難しいことをしています
同級生に見せても理解してもらえないのですが、
先生には伝わっていて毎回褒められます
自分のレベル相応の勉強をして褒められるので
自己肯定感アップです
下の子は普通なので内容もそれなりです
でも、楽しそうな内容に先生もコメントを書いてくれるので
返ってくるのを楽しみにしています
先生は子どもの学力を親以上に知っていますので
勉強苦手だなという子でも理解して褒めてくれます
・家族での楽しみが増える
うちではテーマを決めるのはだいたい木曜日とか金曜日です
晩御飯のときに話し合います
基本、どんなアイデアでもおもしろいね、いいねと返します
そして、もうちょっとつっこんで決めたりします
無理そうだなとの大人判断でちょっと方向性を変えたりします
(マニアックすぎてネットにも資料がなさそうなとき)
そこから科学的な大議論になったり、
(最近議論したのは「火は気体か?」ってこと)
下の子のアイデアを上の子が奪ったり、
(下は発想力はあるけど調査力がない、上は発想力はないけど調査力はある)
まあ、楽しいです
自主学習をするとなったら、一緒に調べます
上は一人でできるのですが、親も知らないことを調べたりするので
興味本位で親が首をつっこみます
片方が実験を始めると、もう片方も覗いてきて家族全員で実験をします
今は体験格差が問題になっていますが、
こういう家族での経験がなにより大事だと思うのです
(外出より費用がかかりませんし)